AProg/2021/Setup/JupyterLab の履歴(No.1)

応用プログラミング及び実習 2020年度 ex01†

Python では，様々なソフトウェアパッケージ（ライブラリということもある）を利用できます． pip というコマンドを使って，それらをインストール・管理できます．

(1) pip コマンドで jupyterlab をインストール

インターネットに接続した状態で，PowerShell 上で次のようにコマンドを実行します．
```
>pip  install  jupyterlab
```
pip によるソフトウェアパッケージのインストールでは，「jupyterlabをインストールしたい」 →「そのためには「ほげ」が必要」→「「ほげ」には「ふが」が必要」...といったパッケージ間の「依存関係」がある場合に，必要なパッケージを適切な順序で自動的にインストール・アップグレードしてくれます．画面を眺めていると，jupyterlab を入れる前にいろんなものをインストールしてるのがわかります．
インストールがうまく行っても，最後に次のような警告が出る場合があります．
```
WARNING: You are using pip version 20.1.1; however, version 20.2.2 is available.
```
pip コマンド自身のバージョンが古いよって言ってます．上記の行の直後に，pip 自身のアップグレードの方法が示されてますので，気になるひとは実行したらよいです．

(2) pip コマンドで他にもいくつかインストール

科学技術計算パッケージ NumPy と，グラフ描画パッケージ Matplotlib もインストール．

>pip  install  numpy
>pip  install  matplotlib

(1) JupyterLabの起動

PowerShell 上で次のようにコマンドを実行します．
```
> jupyter-lab   （ハイフン「 - 」に注意）
```
PowerShell 上にメッセージが出てくるとともに，ブラウザで以下のような画面が表示されます．初回起動時は，どのブラウザで開くか選択させるウィンドウが出てくるかも．
$jupyter-lab_win.png$

(2) JupyterLabの終了

とりあえず何もせずいったん終了しましょう．

ブラウザ内の JupyterLab のメニューの「File」をクリックして，一番下の「Shut Down」を選択（メニューの行数が多くてスクロールしないと見えないことがあります）．
ブラウザ内の JupyterLab のタブを閉じる，またはブラウザそのものを終了する（忘れずに）．
PowerShell の方に
```
Shutting down kernels
```
のような表示がされて，jupyter-lab コマンドの実行が終了しているはずです．

Shut Down の操作は，PowerShell 上で CTRL+C を押すことでも可能です．

ここまでできたら，次のStepへ進みましょう．