視覚認知計算特論 2018年度 演習のための準備について†
この授業では,登場するいくつかの問題を実際にコンピュータを使って解く課題を出します.これに取り組むために,準備が必要です.そういうわけで,次のように 初回授業までの宿題 を出します.
宿題その1†
次のものが必要になります.初回までに「できるかぎり」用意しておいてください.
- 2. に示すソフトウェアが動作するPC環境.
- 自分のもの,研究室のもの,大学の計算機室のもの,いずれでも構いません.
- OSは Windows, macOS, Linux のいずれでも大丈夫です(以下のものが動作するなら他のOSでもあり).
- いくつかのソフトウェア/ライブラリ
- Python 3 または Python 2.7
- Python は,2の系列(2.7が最終バージョン)と3の系列(現在の最新は3.6だけどまだ3.5以前にしとくのが無難かも)で互換性のない所が少しあります.新規にインストールするなら3系列をおすすめしますが,授業ではどちらを使っても大丈夫なように配慮します.
- NumPy
- Python で動く科学技術計算ライブラリ.
- SciPy
- 同じく Python で動く科学技術計算ライブラリ.SciPy の機能は画像の読み書きにのみ使う予定ですので,他のもので代替できるなら不要です(注1).
- gnuplot
- matplotlib を使うなら不要です.
- iPython(必須ではありません)
- どういうものかは自分で調べてみてね
- matplotlib(必須ではありません)
- Python上でグラフを描いたりできるライブラリ.なくても,テキストファイルにデータを吐いて gnuplot でグラフ描く,等で代替できます.
- 注1: 例えば OpenCVとそのPythonインタフェイス.
宿題その2†
その1で用意した環境で.次のことをやって結果を知らせてください.
- python のバージョンを確認
$ python --version ($はシェルのプロンプトなので入力する必要なし)
- NumPy のバージョンを確認
$ python
>>> import numpy as np (>>>はpythonのプロンプトなので入力する必要なし)
>>> np.__version__
- SciPy のバージョンを確認
>>> import scipy as sp
>>> sp.__version__
- gnuplot のバージョンを確認
$ gnuplot --version