SJS/2017/ex10 のロジスティック回帰を,次の2段階で改良しよう
特徴次元数を一般化しよう
前回は特徴ベクトルの次元数 D が 2 の場合のみを考えた.今回は D≥1 の任意の次元数の特徴ベクトルを扱えるようにしよう.
まず,特徴ベクトルを列ベクトル(D×1 行列)として
と表す.このとき,シグモイド関数を用いて,入力 x に対する出力 z を
とする.パラメータは,スカラ w0 と D 次元ベクトル w なので計 (D+1)個ある.
このとき,h を前回同様に定義すると,∂h∂wd ( d=0,1,…,D ) は前回と全く同じように計算できる.式を簡潔に書くために
という D 次元ベクトルを定義すると,
と書ける.hoge がどうなるか考えよう.
実験
上記の結果を活かして,SJS/2016/ex11の課題Bのプログラムの改良版を作ろう.