#author("2023-07-10T17:38:07+09:00","default:takataka","takataka")
[[Freshers/2023/LaTeX]]

#author("2023-07-18T14:07:12+09:00","default:takataka","takataka")
* フレッシャーズセミナー 2023年度高橋担当分 [#h75400ce]


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** Markdown 中に LaTeX 数式を書く [#y1b88268]
** レポート課題 [#s03bc57b]

VSCode では,Markdown 文書中に ''LaTeX記法'' で数式を書いたものをプレビューできます.
提出場所は [[この科目の manaba コース>https://manaba.ryukoku.ac.jp/ct/course_3229096]] 上にあります.
締め切り等はそちらで確認してください.

#contentsx

*** Step1 [#mf5a7ccc]

''hoge.md'' の末尾に以下を追加して観察しましょう.間違いも修正しましょう.
次のことをやりなさい.

+ ''report.md'' という名前の markdown ファイルを作り,内容を次の通りとする.指示通り自分の学籍番号と氏名を書く.
#pre{{
# Markdown 中に LaTeX 数式を書く
# Freshers2023 第15回レポート

Markdown を扱えるソフトの中には,「LaTeX 記法」で書いた数式を整形してプレビューできるものも多くあります.
VSCode もその一つです.
A01055 ほげほげお (←自分の学籍番号と氏名に書き換えてね)

## 文の中に数式を入れる
## 問題1

以下の文中の `$` と `$` で囲まれた部分が,LaTeX記法で書いた数式です.
間違いが3箇所あります.修正しましょう.

$x$ に関する2次方程式 $ax^2 + bx + c = 0$ の解は,$a \ne 0$ のとき,$x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 + 4ac} }{a}$ である.

$n$ を任意の自然数として,$\sum_{k=1}^{n}k = \frac{n}{2}(n-1)$ が成り立つ.

$f(x) = e^{-x^2}$ のとき,$\int_{-\infty}^{\infty}f(x)dx = \sqrt{\pi}$ である.
## 問題2
}}
+ 「問題1」と「問題2」それぞれの下に,以下の問題の解答を書く.
+ manaba 上の課題の指示に従って report.md を提出する.

*** Step2 [#m5e5c178]
//&color(red){''工事中''};

さらに以下を追加して観察しましょう.

#pre{{
## 独立した数式を書く
*** 問題1 [#lc7f8891]

長い数式を書きたい場合,`$$` と `$$` で囲みます.新たな行に独立した数式として表されます.
&mathjax{N}; 個の値 &mathjax{x_1, x_2, \ldots, x_N}; の平均(標本平均)を &mathjax{\bar{x}}; とおき,分散(標本分散)を &mathjax{s^2}; とおく.
このとき,&mathjax{b}; を定数として &mathjax{y_n = x_n + b}; (&mathjax{n = 1, 2, \ldots, N};) とおいて得られる &mathjax{N}; 個の値 &mathjax{y_1, y_2, \ldots, y_N}; の分散は &mathjax{s^2}; に等しいことを証明しなさい.

$n$ を任意の自然数として,
$$ \sum_{k=1}^{n}k = \frac{n}{2}(n+1) $$
が成り立つ.
*** 問題2 [#yd13a59f]

$f(x) = e^{-x^2}$ のとき,
$$\int_{-\infty}^{\infty}f(x)dx = \sqrt{\pi}$$
である.
}}
任意の自然数 &mathjax{n}; に対して次式が成り立つことを,''数学的帰納法を用いて'' 証明しなさい.

*** Step3 [#gc74c072]

さらにさらに以下を追加して観察しましょう.

#pre{{
## 補足

LaTeX 記法については,Google等の検索エンジンで「latex ほげほげ」のようなキーワードで検索すれば,たくさん情報が出てきます.

- LaTeX で書けるもの全てが Markdown 上に書けるわけではありません.
- Markdown にもいろいろ方言があるので,VSCode で書いてプレビューできる LaTeX 記法が,他のソフトでエラーになることもたまにあります.

`$$` で囲む別行立て数式の場合,次のように `\begin{alinged}...\end{aligned}` を使うと複数行に渡る数式をいい感じに揃えられます($=$ が揃ってる,詳しくは「latex aligned」等で検索してね ).

$$
\begin{aligned}
\int_{1}^{2}(x^2 - 2x + 1 )dx &= \int_1^2 (x-1)^2dx \\
&= \left[ \frac{(x-1)^3}{3} \right]_1^2 \\
&= \frac{1}{3}
\end{aligned}
$$

#mathjax{{
\sum_{k=1}^{n} k^3 = \left( \frac{1}{2}n(n+1) \right)^2
}}

*** Step4 [#ac922a92]

さらにさらにさらに以下を追加してプレビューし,書かれた指示に従って修正してください.


#pre{{
## 練習

以下の式は,「$x_1, x_2, \ldots, x_N$ の平均が $\bar{x}$ ならば,$y_n = x_n + b$ の平均 $\bar{y}$ は $\bar{y} = \bar{x} + b$ である」ことを証明しようとしたものである.「...」の部分を埋めてこれを完成させなさい(複数行使って構わない).

$$
\begin{aligned}
\bar{y} &=\frac{1}{N}\sum_{n=1}^{N}y_n \\
&= ...\\
&= \bar{x} + b
\end{aligned}
$$
}}

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