#author("2021-03-29T16:41:10+09:00","default:takataka","takataka") #author("2021-03-29T17:54:26+09:00","default:takataka","takataka") * 【[[Graphics/2021]]用】 Visual Studio Code の設定 [#g2dd1fc4] 2021年度「[[グラフィックス基礎及び実習>Graphics/2021]]」で利用するエディタ Visual Studio Code の設定の話です. &color(red){''まだ工事中です.実際の授業で採用する手順と異なる場合があります''}; //&color(red){''まだ工事中です.実際の授業で採用する手順と異なる場合があります''}; #contentsx ** 起動 [#x33f4316] :Windows| デスクトップのアイコンをクリック,またはスタートメニューから「Visual Studio Code」を選択して起動.起動後は,タスクバーのアイコンを右クリック(またはCTRL押しながらクリック)して「タスクバーへピン留め」しとくとよい. :macOS| Finderから 「アプリケーション」の中のアイコンをクリック,または「Launchpad」から.起動後は,Dockのアイコンを右クリック(またはCTRL押しながらクリック)して「オプション」 > 「Dockへ追加」しとくとよい. :実習室Linux環境| コマンドラインから(「端末」で) $ code または,デスクトップ左下の 田 な感じのアイコンをクリック > Visual Studio Code. 起動後は,ランチャーのアイコンを右クリックして「お気に入りに追加」しとくとよい. ** メニュー等の日本語化 [#langPack] ''(1) VSCode を起動.'' > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeJapanize1.png,nolink,640x480); < ''(2) 左のアイコン(四角形4つ田で右上のだけ浮いてる) をクリックして,上の検索窓へ japanese と入力すると,インストール可能な拡張機能がずらずら出てくる.たぶん一番上に「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」というのがある(Microsoft が作者のもの)ので,Install を押す.'' > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeJapanize2.png,nolink,640x480); < ''(3) ポップアップウィンドウが出て,「設定を有効にするには再起動が必要」みたいなことを言われる.「Restart」をクリック.'' ''(4) VSCode が再起動すると,メニュー等が日本語されている.'' > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeJapanize3.png,nolink,640x480); < ** 【Windowsのみ】 Java ソースファイルの文字コード設定を Shift JIS にする [#sjis] &color(red){''Windows以外の環境ではこの作業を行ってはいけません''}; //工事中 コンピュータで文字を扱う際は,文字や記号を0/1の並びに対応づけることが必要です.その体系を「''文字コード''」と言います. 日本語の環境だと,''[[UTF-8>https://ja.wikipedia.org/wiki/UTF-8]]'' や ''[[Shift JIS>https://ja.wikipedia.org/wiki/Shift_JIS]]''(SJIS) と呼ばれるものを目にする機会が多いでしょう. 日本語を扱う場合,近頃の Linux や macOS では UTF-8 が標準なのですが, Windows は昔から Shift JIS が標準です. 文字コードを間違えるといわゆる「文字化け」になりますので,情報をやりとりする際に気をつけないといけません. VSCode では Windows 環境でも UTF-8 がデフォルトなので,そのままだと,日本語を含むファイルを UTF-8 で符号化してしまいます.一方で, [[InstallJDK>../InstallJDK]] でインストールしてもらった JDK のコンパイラ javac は,Shift JIS を受け付けます. VSCode で日本語を含むプログラムを作っても,そのままでは javac でコンパイルできない(エラーが出る)ことになります. javac にオプションを付けて問題を解決する方法もありますが,面倒なので,ここでは「''VSCode に,拡張子 .java のファイルだけは Shift JIS で保存させる''」ことにしましょう(本当はプログラムの出力の文字コードの話もありますが,気にしなくても問題が発生しないのでここでは省略します). 設定の手順はおおまかには以下の通りです. + 「管理」(左の歯車のアイコン) > 「コマンドパレット」 > 「基本設定: 言語固有の設定を構成します...(Preferences: Configure Language Specifig Settings...)」 + 「言語の選択」 で Java を選ぶ > settings.json というファイルの編集画面になる + files.encoding の値を shiftjis にする 文章やスクリーンショットだけで説明するのが難しいので,[[動画>https://drive.google.com/file/d/1gXX9hGDx_ifTmJcydPD-8Vzcwsq295r5/view?usp=sharing]] (学籍番号@mail.ryukoku.ac.jp の Google アカウントでアクセスしてください)にしました. そちらを見ながら設定してね. 設定が正しくできたかどうかは,このページの設定を先へ進めれば確認できます. ** Java ソースファイルの新規作成 & Java 用拡張機能のインストール [#z60e0d4e] - 「デスクトップ」に Graphics2021 という名前のフォルダ(ディレクトリ)を作り,その中に G01Hello.java という名前の Java ソースファイルを作ります. - Java プログラミングのための VSCode 拡張機能の設定をします. ''(1) デスクトップに Graphics2021 というフォルダを作成.'' ''(2) VSCode で「フォルダを開く」.'' > 「ファイル」 > 「フォルダを開く」(macの場合は 「開く...」) > Graphics2021を指定して「開く」 < > &color(#00a000){個々のファイルを開くのではなく,このように「''フォルダを開く''」を使いましょう.いろいろ便利です.}; < ''(3) ファイルを新規作成する.'' > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeNewFile.png,nolink,720x412); < ''(4) Java用拡張機能をインストール.'' > はじめて拡張子 .java のファイルを作成しようとすると,「Java にお勧めの拡張機能をインストールしますか?」というポップアップが出てきます.「インストール」を押しましょう. < > 上記のようにならなかった場合は,左のアイコン(四角形4つ田で右上のだけ浮いてる) をクリックすると「推奨」のところに Java Extension Pack というのが出ていると思いますので,それを選択して「インストール」を押しましょう. < ** 一部拡張機能の無効化 [#re15b152] 上記の作業で,「Java Extension Pack」などいくつかの Java プログラミング用拡張機能がインストールされますが,そのうちの「Debugger for Java」を無効化します. 本当は便利なものなのですが,この授業の設定だと初心者の混乱を招きがちなので.... ''(1) 以下の手順で「無効にする」をクリック.'' > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeInvalidateDebugger4Java.png,nolink,720x412); < ''(2) ポップアップが出てきて「依存している拡張機能も無効にするか?」と聞かれるので「すべて無効にする」をクリック.'' > - Debugger for Java に依存している Java Test Runner なども無効化されます. - 「再読み込みが必要です」と言われるのでクリックして再読み込みしましょう < ** G01Hello.java を書いてコンパイル&実行 [#t370e903] ''(1) G01Hello.java を書いて保存.'' > - 内容は講義資料参照. -- 「a01055」と「ほげほげお」は,自分の学籍番号と氏名にしてね. - 以下の画像の (1) のところが次のようになっていることを確認. -- 実習室Linux または macOS なら UTF-8 -- Windows なら Shift JIS (そうなってない場合は,[[設定>#sjis]]をやり直しましょう) - 保存は,「ファイル」 > 「保存」 または CTRL+S < > &ref(https://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/~takataka/course/Graphics/ssVSCodeRunJava.png,nolink,720x412); < ''(2) ターミナルを開いてコンパイル&実行.'' > + 「ターミナル」 > 「新しいターミナル」 と選択すると,画像の (2) のようにウィンドウが分割されてターミナルが開く. + 実習室Linux や macOS では 「bash」または「zsh」となっているところは,Windows では「power shell」となっているでしょう.また,プロンプト(カーソルの前に表示されている文字列)も環境によって異なります. + ターミナル内で ls コマンドを実行して, G01Hello.java があることを確認 + コンパイル javac G01Hello.java + コンパイルが成功すると, G01Hello.class という名前のファイル(クラスファイル)ができます + 実行 java G01Hello <